最近、日本でもヘルシーフードやスーパーフードと呼ばれている、栄養価の高い食品がブームになっています。
今回は、「チアシード」の栄養分析と効果について紹介してみたいと思います。
チアシードって何?
チアシードは「シソ科アキギリ属」の植物の種です。この植物は主に南米で栽培されています。メキシコ、グアテマラなどの国が原産地ですが、アメリカの南の方でも栽培されています。
実はこのスーパーフードの歴史は長く、16世紀くらいから南米のネイティブ民族によって食品として使われているようです。
チアシードが最近流行っている理由としては、その小さい種の中にたっぷり栄養が入っているからです。
100g当たりの栄養
- たんぱく質:16.54g
- 脂肪:30.74 g
- 鉄分:一日分の54%
- カルシウム:一日分の63%
- ビタミンB1:一日分の54%
- ビタミンB3:一日分の59%
チアシードはとても小さい種なので「一日に100gを食べる」という事は難しいと思いますが、実はチアシードには様々な使い方がありますので、使い方次第で色々な食べ物に入れる事が出来ます。
そういった使い方をする事によって、毎日のたんぱく質量をレベルアップする事が出来ます。これは常にたんぱく質を求めているトレーニー(筋トレしている人)にはとても素晴らしい効果をもたらします。
そして、チアシードには食物繊維がたっぷり含まれているので、体の中から健康な体を作る事が出来ます。これは長い目でみて筋肉量を増やし続けていきたいという方にはとても大切な事だと思います。
チアシードはどうやって使うのか?
チアシードを店で買うと、小さくて硬い種がパケットに入っている状態なので、「これはどうやって食べればいいのか?」と考える人は多いと思います^^
しかし、チアシードの使い方は意外と簡単です。そして味が「ナッツっぽい」のでデザートに入れても大丈夫ですし、甘くない普通の食事に入れて使う事も出来ます。
チアシードは、水や他の液体に混ぜると、ゼリーのような食感になります。ですから、スーツとして「手作りチアシードプリン」などを簡単に作る事が出来ます。
作り方は、牛乳(又は豆乳、アーモンドミルクなど)と混ぜて、冷蔵庫に入れて置きます。時間が立つと、牛乳とチアシードはプリンになります。
好きなフルーツを入れて混ぜると、ヘルシーな朝ごはんのサイドメニューとしても使えますね。
後は、チアシードをスムージーに入れるとたんぱく質をレベルアップさせる事が出来ます。
この場合に使い方は、好きなフルーツ(バナナとブルーベリーはお勧め)とミルク(牛乳、豆乳など)をフードミキサーに入れて、小さじ一杯のチアシードを加えると、とても美味しいヘルシーなスムージーを作る事が出来ます。
そして、チアシードをお茶に入れる人もいます。お茶に入れると、チアシードが「少しジェリーっぽい食感」になりますので、海外で人気のある「ボバティー」のような飲み物を作る事も出来ます。
チアシードはどこで買えば良い?
チアシードは最近色々なスーパーで販売されています。スーパーで販売されている場合には、一般的に「シリアル」のコーナーに置いてある場合が多いです。しかし、小さいスーパーではまだ販売されていない場合が多いですね。
海外食品を多く扱っているお店にいけば必ずといっていいほど、チアシードは販売されていると思いますが、もし近くにこういったお店がなければネットで買った方が大量に安く買えると思います。
ネットで買えばスーパーが販売しているチアシードよりも大きな量を買う事が出来ますので、結果的にコストパフォーマンスがよいと思います。
チアシード入りのクッキー、バーなどのお菓子も販売されていますので「オヤツタイム」をもっと上手に利用して、一日のたんぱく質の量をアップする事も可能です。