男性にとって、やはり太い二の腕は憧れですよね。
太い二の腕を目指したいけど、何センチくらいになったら太いって言えるの?
と気になる方もいると思います。
そこで今回は、公開されている平均のデータや私が実際に様々な方を見てきて感じた上腕の太さの基準についてお話したいと思います。
太い腕を目指している方は是非目標を決める一つの参考にしてみてください。
上腕の太さの測り方は二種類ある
上腕の太さの測り方には、腕を伸ばして測定するか、腕を曲げて測定するかという二種類があります。
上腕伸展囲
腕を伸ばした状態での上腕の周囲径を指します。
地面と平行になるよう腕を横に伸ばし、手のひらを上に向けて上腕二頭筋の中央を測ります。
上腕屈曲囲
腕を曲げた状態での上腕の周囲径を指します。
曲げた状態ですので、上腕二頭筋が収縮し上腕伸展囲よりも太くなることが多い。
上腕伸展囲と同様に地面と平行になるよう腕を横に伸ばし、そこから肘の角度が90度になるよう屈曲させて、上腕二頭筋の中央を測ります。
上腕の太さの平均はどれくらい?
二種類の測定方法による上腕の太さの平均は次の通りです。
1991-92の平均データ
男性
上腕伸展囲 28.1cm
上腕屈曲囲 29.5cm
女性
上腕伸展囲 25.4cm
上腕屈曲囲 26.5cm
※青年層(18-29歳)男性217名、女性204名。生年:1961-1974。
1997-98の平均データ
男性
上腕伸展囲 26.1cm
上腕屈曲囲 27.6cm
女性
上腕伸展囲 25.3cm
上腕屈曲囲 25.8cm
※青年群被験者は、東京都所在のある年齢19~29歳専門学校の日本人学生。
昔のほうが一回り大きかったみたいです。
男性と女性の差ももう少しあるかと思いましたがそこまで変わらないようです。
もちろん身長と体重によって平均は変わりますが簡単な参考程度に自分と比べてみてください。
筋トレをしてる人の平均はどれくらい?
筋トレされている方が本当に知りたいのは、筋トレをしている人の中での平均がどれくらいなのか、どれくらいの太さがあれば太いと言われるのか、ではないでしょうか。
しかし、こちらに関しては実際に計測したデータは見つかりませんでしたので、私が見てきた方や体験してきた中から、どれくらいの太さがあれば太いと言われることが多いのかをお話したいと思います。
35センチを超えると太い
身長や体重などの体型にもよるのですが、身長170cm体重60kgほどの方でしたら上腕屈曲囲35センチでも十分太く見えます。
トレーニングをしていない方から見るとという話ですので、ジムに通って積極的にトレーニングをしている人の中では普通より少し太い位でしょうか。
また、筋肉の状態によっても太く見える見えないがあります。
カット(ストリエーションやセパレーションの意味、筋肉の境目など)が出ていると太く見えやすい。
同じ身長170cm体重60kgの方でも、あまり絞れていない腕より、はっきり力こぶの出ている腕の方が太く見えます。
40センチが中級者~上級者
筋トレ中級者や上級者は40センチという基準があると思います。
40センチを超えてくると一般的に見たらめちゃくちゃ太い、トレーニーから見てもあきらかに太いという部類に入るでしょう。
着る服も袖がパンパンになりますし、憧れの眼差しを受ける可能性もあります。
筋トレをしている人はぜひ40センチ以上を目標に頑張ってみてください。
腕を太くするためには?
腕を太くするには、腕の中で1番大きな筋肉である上腕三頭筋(腕の筋肉の3分の2の割合を占めます)を優先して鍛えるのが、効率が良い方法になります。ただし、上腕三頭筋のみを鍛えてしまうとバランスの悪い腕になってしまうので、上腕二頭筋や前腕もバランスよく鍛えることにより、理想の腕に近づきます。
まとめ
上腕筋は、誰でも簡単に鍛えられる筋肉ですので、筋トレ初心者でも無理なく筋トレに励めます。この機会にぜひ鍛えてみてください。