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たんぱく質不足が引き起こす症状とは?

「最近、なんだか疲れやすい…」「フラつくなあ…貧血気味かも…」「肌が荒れ気味…」。でも、何が原因か、わからない。そんな人の不調の原因は、もしかしたら、たんぱく質不足かもしれません。

タンパク質とは?

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タンパク質は、糖質や脂質と並ぶ、必須栄養素の1つです。筋肉はもちろん、内臓、肌、毛髪、血液など、私たち人間のカラダの多くが、タンパク質で構成されています。

タンパク質は、カラダで吸収・消化された後、アミノ酸に分解されます。その後、肝臓で蓄えられて、肝臓から体中のさまざまな組織に送られます。そして、送られたアミノ酸から、カラダの組織に必要なタンパク質が作られます。このように、タンパク質は、私たちの身体をつくっている、とても大切な成分なんです。

また、アミノ酸には、カラダの中で作られる「非必須アミノ酸」と、カラダの中では作ることのできない「必須アミノ酸」があります。必須アミノ酸は、食事やサプリメントなどで、体外から摂取しなくてはいけません。また、タンパク質は体の中で、常に代謝されているため、必要なたんぱく質を、毎日取る必要があります。

 

たんぱく質不足が起こす、7つの症状とは?

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タンパク質が身体にとって大切な成分だと分かりました。では、たんぱく質が不足すると、具体的にどんな問題が起きるのでしょうか?

 

1 足や顔などのむくみ

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「夕方になると、足がむくんでしまう」「顔をマッサージすると、一回り小さくなる」。たとえば、このような顔や足などのむくみは、たんぱく質不足が原因かもしれません。

たんぱく質が不足すると、血液中のたんぱく質が減ります。すると逆に、血液中の水分が増えていき、たんぱく質の濃度は下がっていきます。すると、下がった血中のタンパク質濃度を保つ働きが生じます。血液中の水分が血管の外に出されて、その水分が、細胞や組織の間に貯まることで、「むくみ」が生じるのです。

食べ物から摂ったたんぱく質は、肝臓で「アルブミン」という種類のたんぱく質になります。アルブミンは、血液の老廃物や余分な水分を、外に排出する役割があります。そのため、アルブミンが不足すると、排出がうまく機能しなくなるため、むくみの原因となるのです。

2 セロトニンが不足する

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たんぱく質不足は、肉体的な影響だけではありません。精神的にも悪い作用を及ぼします。不安定な精神状態や、うつ状態を引き起こす可能性もあります。

うつの原因のひとつとして、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの不足が指摘されています。たんぱく質が分解されると、トリプトファンというアミノ酸に変化します。そのトリプトファンが、セロトニンを作りだします。この時に注意が必要なのは、炭水化物も一緒に取る必要があることです。また、トリプトファンは、牛のレバーや豚のロースなどの肉類、すじこやかつおなどの魚類、またパスタなどの穀類にも含まれています。

3 爪が弱くなる

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爪が薄い方や、割れやすい方は、たんぱく質が足りていないのかもしれません。爪はたんぱく質からできています。「ケラチン」というたんぱく質が主成分なのですが、これが不足すると不健康な弱い爪になってしまいます。

じつは、爪はすでに「死んでいる」細胞です。ですから、外からケアしても、特に効果はありません。爪を強くするには、良質なたんぱく質を摂り続ける必要があります。

4 肌荒れが起こる

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カラダの皮膚・肌も、もたんぱく質でできています。たんぱく質が不足すると、新陳代謝が妨げられるため、肌の乾燥やくすみが生じます。また、ニキビやそばかすもできやすくなります。その他にも、肌のツヤやハリに効果のあるコラーゲンもタンパク質の一種です。

5 貧血になる

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貧血は、鉄分不足のイメージがあると思いますが、たんぱく質不足も関係しています。というのも、たんぱく質は、赤血球中の「ヘモグロビン」を構成する栄養素のひとつだからです。

女性の場合、月経中は、鉄とたんぱく質が失われています。血液は鉄とタンパクで作られています。その為、鉄分とたんぱく質、両方を積極的に摂取すつることが、健康な身体を作ってくれます。

また、肉や魚など、動物性たんぱく質を摂ると、鉄分の吸収を高めてくれます。

6 免疫力が低下する

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たんぱく質は、免疫力を上げてくれます。外から侵入してくるウイルスと戦う抗体・免疫細胞を作ってくれます。ただし、免疫細胞はすぐに死んでしまいます。そのため、次々に新しい細胞を作らなくてはいけません。

そのため、たんぱく質が足りなくなると、免疫細胞が十分に作られず、身体に異変が起こります。風邪や病気にかかりやすくなったり、ケガなどが治りにくいカラダになってしまいます。

7 疲れやすくなる

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筋トレや運動をした後は、筋肉は傷ついています。それを回復する時に、たんぱく質を分解してアミノ酸を作る必要があります。そのため、たんぱく質が不足すると、筋肉が弱くなり、また内臓も衰えていきます。

たんぱく質が不足すると、筋肉がつかず、代謝の低下にもつながります。そうなると、身体が疲れを感じやすくなってしまうのです。

関連:【マクロ栄養素】とは?一日にたんぱく質どれぐらい必要?脂質と炭水化物は? 

 

 

まとめ

たんぱく質は重要な栄養素の一つです。そのたんぱく質が不足すると、様々な症状が起こってしまいます。

普段は筋トレをして何気なくとっていてもこのように見ると大切なものだとわかりますね。

 


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