日本はフィットネス後進国といわれています。いったい何が違うのでしょうか。
ジムの設備なのか、それとも利用している人なのか。
今回は4つの違いを説明していきます。
トレーニングとワークアウトの意識差
トレーニングとは
日本では「トレーニング」を「運動する、体を鍛える」という意味で使っていますが、アメリカでは「(軍隊の)訓練、(犬の)調教、(懲罰の意味合いを持った)鍛錬」といった意味で使われます。
「昨日、ジムでトレーニングしてきた」と言ったら、「無理やりやらされたの?」と聞き返されることも考えられます。
つまり、「トレーニング」には自発的に体を鍛えるというニュアンスがということです。
ワークアウトとは
アメリカでは、体を動かしたり、鍛えたりすることを「ワークアウト」と言います。
日本では「ワーク=仕事」「アウト=外す」と捉えてしまうので理解しづらいですが、アメリカでは「解決策」という意味で使われています。美しくなりたい、筋肉を付けたい、健康になりたい、そんな自分の目標達成のために自発的にやっている行為なので、「ワークアウト=解決策」と言うのが一般的です。
言葉と意識
「ワークアウト」の意味が理解できると、「トレーニング」とはまったく違った心構えが備わってきます。
健康上の理由でもない限り、ジムに通ったり、体を鍛えたりするのは、自分から自発的に行うことです。
しかし、「トレーニング」と言った途端に、「ジムに行かなければ」「メニューをこなさなければ」と言った、やらされ感や義務感が過ってしまします。
そんな気持ちでは長く続けることもできず、最も楽しくないはずです。
サプリメントの値段
例えばアメリカで2.5kgのプロテインだと4000〜6000円くらいで質の良い物を買えます。5kgという大容量サイズだとさらにお得です。
日本産のプロテイン2.5kgだと1万円は確実に超えます。中には安いものもありますが、アメリカのものと比べるとビタミンミネラルが入っていなかったり、水に溶けやすくする加工をしていなかったりします。
アメリカはさすがスポーツ大国なのでサプリメントの品質チェックも厳しいし、市場競争率も高いので価格が高くなるようなことはありません。
最近では「MY PROTEIN」が日本で買えるようになったことで、国産のサプリを使っていた人が コスパのいい「MY PROTEIN」の愛用者が多くなりました。
サプリメントショップの充実さ
サプリメントショップが多いうえに、店にはいくつものメーカーのプロテインやその他サプリメントが並んでいます。
アメリカ)の場合、ショッピングセンター(モール)に1店舗はサプリメント専門店が必ずと言っていい程あります。それだけ健康や体を鍛えることに関心があるんでしょう。
ジムの代金、大きさ、営業時間
アメリカは日本のジムの数倍の面積のジムが24時間で月2000円だったりします。
高くても4000,5000円ほどで、日本のジムと比べたら2倍以上違うことになります。
もちろん、土地の値段なども関係してくると思いますがアメリカのジムくらいのコストで収められたら日本でも気軽にジムに通う人が増えてくるかもしれません。